災害の備えは平時から!防災グッズのある生活をもっと身近に!

災害時の情報収集の方法と手段!役立つ防災グッズやWebサービスを解説

災害時 情報収集

この記事で分かること
  • 災害発生時の情報収集の方法
  • 災害発生時に役立つ防災グッズやWebサービス

災害発生時は、適切な情報収集が生命線と言っても過言ではありません。

被害状況、交通手段やライフラインの復旧状況、支援の状況、気象庁の防災気象情報などを集めることが、避難時の安全の確保や避難生活の安定につながります。

災害発生時には各機関が様々な情報を発信しますし、近年は、個人がTwitterなどで簡単に情報を発信できます。

そのため、無数の情報が溢れかえり、正しい情報を迅速に集めるのがかえって難しくなっています。

そこで、この記事では、災害発生時に正しい情報を迅速に収集する方法、災害時の情報収集に役立つ防災グッズやWebサービスについて解説します。

災害時の情報収集手段

災害時の主な情報収集手段としては、以下のようなものがあります。

  • テレビ
  • ラジオ
  • 電話
  • インターネット
  • 地域の防災無線
  • 災害用伝言サービス

テレビ、ラジオ、電話、インターネット、電子メールなどは、情報を得る手段として平時から活用しており、災害発生時にも重要な情報収集手段となりえます。

しかし、テレビは停電すると使用できなくなり、電話はアクセスが集中してつながりにくくなります。

災害発生時は、平時の情報収集手段が利用できなくなる可能性があるので、ラジオなどの防災グッズを準備しておくことが重要な意味を持ちます。

災害発生時のインターネット

インターネットについても、災害発生直後は通信が輻輳して伝送速度が極端に遅くなり、情報収集ツールとして機能しにくい時期がありました。

また、インターネット回線を利用したIP電話も、必要な伝送速度が確保できず通信が断たれがちでした。

しかし、大規模災害発生時に公衆無線LANを無料開放する00000JAPANなどの取り組みが開始され、災害発生後もインターネット環境が確保できるようになっています。

災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」

00000JAPANとは、大規模災害発生時、個人が契約している通信キャリアに関わらず、公衆無線LANを提供する事業者などが公衆無線LANを無料開放する取り組みです。

無料開放する条件は、大規模災害によって「携帯インフラが広範囲に被害を受け、携帯電話やスマートフォンが利用できない状態が長時間継続する恐れがある場合」です。

原則として、大規模災害発生から3日間(72時間)以内を目安に無料開放され、被災者全員がインターネットを利用できるようになります。

災害時の情報収集に役立つ防災グッズ

災害時の情報収集に役立つ防災グッズは、スマホやタブレットと防災ラジオです。

スマホ・タブレット

スマホやタブレットは、インターネット環境さえあれば災害関連情報を迅速に収集することができるツールです。

00000JAPANの取り組みが開始されたことで、災害発生時におけるスマホやタブレットの有用性は一気に高まり、防災グッズの必需品の1つとなっています。

しかし、スマホやタブレットはすぐバッテリーがなくなるので、モバイルバッテリーなどの充電器は必需品です。

モバイルバッテリーはあらかじめ充電が必要、乾電池型充電器は容量が小さいなど、各充電器にはデメリットがあるので、複数種類の充電器を備えておくのが基本です。

MEMO

防災グッズとして充電器を備える場合、モバイルバッテリーと乾電池型充電器を1台ずつ備えるのがおすすめです。

 

モバイルバッテリーは、フル充電や高速充電が可能ですが、あらかじめ充電しておく必要があります。

 

一方で、乾電池式充電器は、乾電池さえあれば何度でも使うことができますし、スペーサー(電池サイズを返還する器機)があれば他の機器にも利用できます。

 

しかし、容量が小さいというデメリットがあります。

 

そのため、2種類を備えておき、常にどちらかの充電器を使えるようにしておくのです。

災害発生時のスマホ充電に使える防災グッズについては、別の記事で詳しく解説しています。

スマホ充電用の防災グッズのおすすめを防災士が解説!手回し式を使わない理由

防災ラジオ(携帯型ラジオ)

大規模な災害により長期間の停電が発生すると、テレビが使えなくなる可能性がありますし、スマホやタブレットもバッテリー切れになるおそれがあります。

スマホなどが使えなくなった状況では、情報収集の手段として防災ラジオが重要な役割を果たします。

常に手元に置いておけるよう、携帯型のラジオを備えておきましょう。

手動発電が可能なタイプや、LEDライトやスマホ充電機能が付いたタイプが理想ですが、ライトや充電器などを別途購入することでも問題ありません。

災害時の情報収集に役立つWebサービス

スマホやタブレットを利用する場合、以下のサービスを使用することでより快適かつ手軽に情報収集ができるようになります。

防災アプリ

防災アプリとは、防災気象情報や避難情報といった災害関連情報を収集するなどの機能を備えた、防災に役立つアプリの総称です。

防災アプリはたくさんリリースされていますが、この記事では、利用者の多い「Yahoo!防災速報」に触れておきます。

Yahoo!防災速報とは

Yahoo!防災速報は、Yahoo!が提供している防災アプリです。

住んでいる地域を設定しておけば、防災気象情報、避難情報、地震や火山噴火に関する情報などが自動で通知される機能などが備わっています。

その他の防災アプリについては、別の記事で詳しく解説しています。

【2019年】無料防災アプリのおすすめランキング!自治体やヤフー等から防災士が厳選

インターネットでテレビを見る

インターネットでテレビを視聴するには、NHKなどのウェブサイトにアクセスします。

NHK NEWS WEB/NHK

  • https://www3.nhk.or.jp/news/live/

放送より数十秒の遅延が生じます。

視聴するには、ブラウザのJavaScript設定を有効化するか、AdobeFlashPlayerのインストールします。

AmebaNewsチャンネル/テレビ朝日

  • https://abema.tv/now-on-air/abema-news

AmebaTVのニュースチャンネルです。

SOLiVE24/ウェザーニュース

  • https://www.youtube.com/watch?v=kfTq_A9nBM0

ウェザーニュースがyoutubeで放送している天気番組です。

インターネットでラジオを聞く

インターネットでラジオを聞くには、NHKのウェブサイトにアクセスするか、アプリをインストールします。

らじる★らじるNHKネットラジオ/NHK

  • https://www.nhk.or.jp/radio/?area=tokyo

スマホとタブレットでラジオを聞く場合は、アプリをインストールします。

SNSで安否確認する

FacebookやLINEといったSNSで、家族や友人知人の安否を確認したり、自分の状況を知らせたりすることができます。

具体的な使い方は、以下のウェブサイトで確認することができるので、目を通しておきましょう。

注意

SNSではデマや誤情報が拡散されやすいので、情報の信憑性の確認は必須です。

災害時のSNSによる情報収集のメリットとデメリットは?問題を減らす方法は?

災害用伝言板で安否確認する

災害用伝言版は、大規模な災害が発生した場合に、スマホなどで安否確認ができるサービスです。

NTTの災害用伝言ダイヤルについては、別の記事で詳しく解説しています。

171(災害用伝言ダイヤル)とは?使い方と料金、使えないケースを解説

防災気象情報を確認する

災害発生時は、気象庁が発表する防災気象情報を常に確認しておくことも大切です。

防災気象情報には、5つの種類があります。

防災気象情報気象情報
早期注意情報(警報級の可能性)
気象注意報
気象警報
特別警報

防災気象情報については、別の記事で詳しく解説しています。

気象庁の気象警報・気象注意報の種類と発表基準を解説!特別警報との違いは何?

住んでいる地域の自治体の災害情報ホームページを確認する

自治体の多くは、災害情報ホームページを持っています。

災害発生時は、住んでいる地域の自治体の災害情報ホームページを確認し、被害の状況や予測される二次災害、支援の状況などの情報を得ておく必要があります。

事前に、スマホやタブレットでお気に入りページに登録しておくと、いざ災害が発生した時にすぐアクセスすることができます。

誤った情報や古い情報に要注意

災害発生時は、様々な情報が飛び交いますが、中には誤った情報や古い情報も含まれています。

特に、Facebook、Twitter、LINEなどのSNSは、災害発生時の貴重な情報源である一方で、誤った情報や古い情報が拡散される危険性が高いものです。

また、人づてに聞いた情報も、情報源がはっきりしなかったり、伝言ゲームになって不正確な内容が伝わったりすることがあります。

情報提供者が善意で拡散・伝達していたとしても、結果的に避難の遅れや被害の拡大につながるケースも後を絶ちません。

災害発生時は、頭が混乱していて冷静な判断をすることが難しく、都合の良い情報に飛びついてしまいがちです。

しかし、入手した情報を鵜呑みにせず、複数の人から話を聞いてみたり、ニュースや自治体の災害情報を見たりして確認するようにしましょう。

まとめ

災害発生時にはたくさんの情報が発信されますが、それを正確かつ迅速に収集するには受け手が準備しておく必要があります。

防災アプリのインストールや防災グッズの購入など、できるところから少しずつ備えておきましょう。